第0回

第1回

第2回

第3回

第4回

第5回

第6回

第7回

第8回

第9回

第10回

第11回

第12回

第13回

第14回

第15回

第16回

第17回

  第2回 2005年1月22日(土)
『ふれる〜じゅ初出演☆松木威人大公開〜〜の巻』へ
 
今回の見所は七変化っっっ!?
今回の公演、実はふれる〜じゅ初出演は松木さん1人である。
他の客演さんは、過去に1度という人から、劇団員だと思われてる位おなじみの人まで、全員1回以上はお世話になっている。
なので今回のキャスト紹介、客演さん1人目を松木さんにさせてもらった。

だけどなにせ私もホボはじめましてなので、何を書いていいものやら悩む。
だからインタビューをさせてもらう事にした。

松木さんは[マツキチ]と呼ばれている。呼びやすいので私もそう呼ばせてもらってる。
ここでは、勝手に推測でつけた[松吉]という漢字を使わせてもらいます。

私「松吉さん、今回はよろしくお願い致しますm(_)m」
松吉さん(以下松)「んーよろしくねー☆松木威人ですー。」
元気な人だ。やたらと高い声とテンション。
私「前に一度お会いした事があるんですが…」
松「わかってるよー覚えてるよー。」

あやしい。

私「あのー、ジャンベル(昨年、客演させて頂いた劇団)の飲み会で…」
松「……そージャンベルの飲み会だよー。」

絶対覚えてない。

私「松吉さん覚えてないでしょう?」
松「覚えてるよー。でもオレ酒飲むとさー忘れちゃうんだよー。」

この言葉の始めの「覚えてるよー。」は必要ないんじゃないか?
今日もお酒を飲みながらなので、この会話を本人が覚えているかはあやしいが、そのまま進む。

私「松吉さん、普段はどんな事してるんですか?」
松「んー?オレー?」

やたらと高い声とテンションのまま少し考える松吉さん。

松「まぁテレビ見たりー、プラモ作ったりー、人形と遊んだりー?」

ん?人形と遊ぶ?

私「え?人形とって…何して…?」
松「えー?普通にしゃべったりだよー。」
私「あー……。」

私はこの話を掘り下げるべきか否か少し迷った。
そこで同席していた海老澤暁に聞いてみた。
彼は過去に何度か松吉さんと共演しているので、少なくとも私よりは松吉さんをわかっているハズだ。

私「松吉さんっていつもこんな?」
暁「んー?おかしいっちゃあおかしいケド、結構マトモな人よ?」
私「この話ネタかなぁ?」
暁「んーでもウソついてる時の顔じゃないんだよなー。」
私「うん。なんか必死だしね…。」

私はもう少しだけこの話を聞いてみようと思った。

松吉さんは続ける。
松「今ねー、一番お気に入りはサボテンパンダちゃん☆」
サボテンパンダちゃん?初めて耳にした。
松「これこれ〜。」

携帯の画面には当たり前の様にサボテンパンダちゃんが写っている。
家で1人サボテンパンダちゃんを撮影している松吉さんを想像した。

暁「名前とかつけてるんすか?」
松「んーサボちゃん☆

そのままだ。

松「サボちゃんはさー奇跡を起こすんだよー。」
2人「……?」
松「だってこの間もオレがさー、ずっーとテレビ観てたんだよー。そしたらさー棚の上からオレの肩に手かけてきてさー、のっかってきてさー。」
頑張ってその画を頭の中に描いてみた。
暁「それ落ちたダケじゃないっすか?」
松「違うよー、奇跡だよー。寂しくてかまって欲しかったんだよー。」
私「ぬいぐるみとかってタマに落ちてきたりしますよね?」
松「それにさー、」
私の言葉は届かない様だ。
松「サボちゃん本当にすごく動くんだよー。朝ベッドの上にいたのに、帰ってきたら玄関にいるんだよねー。」
私「え、それ泥棒とか入ってません??」
松「違うよー、ウチの家、劇団員がすごく出入りするからさー。」
暁「思いっきり犯人わかってんじゃん!劇団員が…」
松「違うよー奇跡だよー。」
2人「……。」

この後もサボちゃん話はまだまだ続く。
やたらと高い声とテンションで…。

松木威人、あなどれない。
用意していた質問は1問しか聞けないままだった。

おしまい(涙)

>

 「稽古終わってさー、その日のオレは50点位かなぁ〜とか思うのよ。でもさーサボちゃんはさー、2点って言うんだよねー。辛口だよねー。2点だよ、2点。せめて4点位欲しいよねー。」
サボちゃん、稽古場の松吉さんの事も見守ってるのね…f(._.)

次へ