イザキとトモヤ。
警部補のイザキと巡査長のトモヤ。
ツヨシが刑事だった頃に一緒に働いてた仲間達。
演じるのは、酒呑み番長[幸 亮太]とみんなの可愛い弟[鈴木 竜馬]。ふれる〜じゅではもうお馴染みの二人です。
リョータとリョーマ。
今回二人とよく絡む私は、セリフ合わせやら動き合わせやら色々一緒にいる機会が多いんだけど…しょっちゅう名前を呼び間違う。
リョータとリョーマ。双子の芸人みたいな名前の二人は、性格は全然違うのにやる事が似ている。
奇跡はいつでも多舞さんとの会話でおこる。
それは2年前。「硝子の標的」という舞台で、私達は竜馬に出会った。
竜馬の役は、多舞さん(相沢)の後輩、広田。
芝居中に「…相沢さん」やら「相沢さんっ!」やら「相沢さ〜ん」やら、相沢さんを呼ぶ量は一番多かった。
あの時もそうだった。
広田「駄目ですよ、相沢さん。」
強引に進もうとする相沢を、広田が止めるシーン。
そこで竜馬の口から出たセリフ
広田「駄目ですよ、多舞さん。」
多舞「……へ?」
相沢役に集中してたハズの多舞さん。突然本名を呼ばれ、何とも言えない微妙なリアクション。
演出「はい。竜馬、今何つった?」
竜馬「え…?俺、何か間違えました?」
演出「……今、相沢の事、多舞さんって言ったんだけど。」
竜馬「えぇ!?マジっすか!?」
びっくりだ。気付いてない。
もちろん台本には、[多舞さん]なんてセリフは一つもない。
竜馬「あの…振り向いたら…多舞さんが居たんですよ。だからかなぁ…」
バカな。そんな言い訳あるかよ。
竜馬「でもまさか、多舞さんって言っちゃうとは思いませんでした。」
その後も竜馬は少なくとも二〜三回、相沢さんを多舞さんと堂々と言い放ちました。
演出「竜馬…本番は絶対やめてね?」
竜馬「はい!気をつけます!」
次は亮太。
“同じ事”と言ってるだけあり、亮太も今回の稽古中、ツヨシの事を多舞さんと呼びました。
しかも亮太に至っては名前の呼び間違いじゃない。
イザキ「今のオマエはマスコミだろ」
男気溢れるイザキが吐き捨てる、カッコ良いセリフ。
が…亮太の口からこう変換されて出てきた。
イザキ「今のタマイはマスコミだろ」
バカな。日本語としては成立してる。ただ…バカな。
亮太は劇団トップの記憶力の持ち主。
セリフ覚えも早いし、3年前のセリフも忘れない。
得意な科目は日本史。
オマエをタマイ。どんな変換の仕方だよ。
似てるから?若干響きが似てるから??
だけども亮太、普段多舞さんを呼び捨てにした事なんてないじゃん。
亮太「あの…振り向いたら多舞さんが居たんですよ。」
お前もか。
多舞「あっと、じゃあ俺…整形とかした方が良い??」
これから共演するカモしれない役者さん方。
[振り向いたら多舞さん]にはくれぐれも注意して下さい!
【写真】
一枚目
Ein Arzt以来またしても貴重な写真。
亮太がとても楽しそうに写ってくれました。
まぁお酒が存分に入っているからですが。
竜馬「チェ・ジュウいいっすよねぇ!」
亮太「チェ・ジュウて誰?アグネスチャン?」
ね?酔っ払いちゃん。
二枚目
作品中に出てくるキャッチボールシーンの稽古最中。
ボールがそれて窓に当たらない様フォローする刑事二人。可愛いから載せてみた。
日記では二人のダメっぷりを披露してしまいましたが、作品中は刑事として、かなり熱い、そして程よくいい加減な(良い意味で)芝居を繰り広げてくれます。
お楽しみに!!
投稿者 frais-rouge : 2007年05月17日 17:10
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