ツヨシとサクラ。
前回のBLUES TONEから、同じ役を引き続き演じる役者さんが7人。
そのウチの二人がこの方々[多舞タカシさん]と[山本美幸さん]。
ただ二人の[引き続き]はちょっと異例。
役の設定が随分変わっているのです。
[ツヨシ]と[サクラ]。
前回の職業はテレビ局のカメラマンとリポーター。
作品内で唯一の(二人の時点で唯一じゃないけど)第三者。
エイジの周りでおこる事件を、さまざまな角度から追いかけ、報道する、ストーリーテイラーの様な役割でした。
一つ目の変更は、テレビ局が雑誌社に。
まぁこれは役創りにさほど影響ないでしょう。
「局長」という台詞が「編集長」になる位。
うそうそ。こんな簡単に言うと二人に泣かれる。
二つ目が大きな変更。
[ツヨシ]がエイジの親友となります。
このお話元々は、エイジ(探偵)・タクミ(弁護士)・ハルキ(刑事)という仲の良い三人の男がメインでした。
今回はその中の一人、[ハルキ]という役がなくなります。
なくなる…と言うよりは、多舞さん演じる[ツヨシ]の中に[ハルキ]を入れちまおう、と。
ツヨシは元刑事のカメラマンになり、エイジの親友になります。
エイジと関係の深くなったツヨシは第三者ではいられなくなり、サクラは一人で二人分の役割を担う。
要は二人とも、半分新しい役を演じるという事です。
出番は増えるわ、絡む役者は増えるわ、流す涙も増えるわ…てんやわんやです。
三年前と言えど、時間をかけて一度創り込んだ役。意外と覚えている身体。
二人は忘れなくてはいけない事がいっぱいです。
たくさんの変更が二人を振り回しますが、前回から引き継ぐ設定ももちろんあります。
サクラは相変わらず仕事一筋の働きマンだし、ツヨシは相変わらずそんなサクラに振り回されます。
多舞さん、設定に振り回されサクラに振り回され…振り回されっぱなし。
前回を覚えているお客様は、三年たって、随分大人の女に成長したサクラも楽しみにして下さい☆
愛らしい大人の女に振り回される大人の男(恋愛関係でもないのに)…私にとってかなりツボ。
もぉそのシーンの稽古が待ち遠しくて仕方ない、そんな個人的に大ヒットのシーンもございます(^^)
実力派の二人が奏でる大人のやり取り。ご期待下さい!!
《写真》
(一枚目)美幸…?ちょっと飲むのやめよっか?…で多舞さん死んでるし。
(二枚目)ん?美幸?聞いてる??…で多舞さん死んでるって。
(三枚目)よし生き返った。酒瓶もない。ただ…二人共…その顔でいいの?
投稿者 frais-rouge : 2007年05月09日 01:42
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投稿者 Hans : 2007年06月25日 15:07
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