そうだ!スクリーンを直そう!!
今日は舞台で使うスクリーンの直し作業をしました。
[裁縫好きな手先の器用な人]を劇団舞台部にお願いした所、集まった人員、飯田武(ダッチ)・幸亮太・埜多美也子・私の4人。
ん?これだけ?しかも半分は男の子?
ダッチは劇団舞台部代表で、スクリーン管理もしていたので、ここにいるのは当然の結果だ。ただダッチには裁縫スキルなどみじんもない。
美也子は劇団の制作さん。まぁふれる~じゅは劇団員だったら、自分の仕事以外(役者でも倉庫建築したり)なんて日常茶飯事だ。
ダッチ「裁縫出来そうな人が、友里さんと美也子さんしか思いつかなくて…。」
確かにふれる~じゅの女性陣、例えばオカンなんて普段から「細かい作業?私が?無理無理(笑)」とサラッと自虐的な事を言う。
まぁ誰でも得手不得手がある。オカンは私より遥かに社交的で人付き合いが上手い。その手の仕事はオカンにお任せしてしまう。
私は劇団の暗い作業担当なので良しとしよう。
そして亮太だ。「亮太、裁縫なんて出来るの!?」意外すぎる。
「いや?全く。」…だよね?だろーね(-_-)亮太は今日、稽古場の鍵を開けに、ただその為だけにここへ来てくれた様だ。
しかし写真をご覧の通り、このサイズのスクリーン直しには人足が足りない。
「…手伝います。」
やっぱり亮太は優しい。「ただ…100%役立たずですよ?」「お、…おぅ。」
こうして素人2人を含んだ4人ぽっちで作業は始められた。不安だ。
ところが作業を始めてみると、意外な事にグングン進む。
ダッチが布の寸法を計る!亮太が縫うポイントをマーキングしてゆく!(どうやら2人が慣れているセット作りと、作業が似ていた様だ。すこぶる丁寧で早い!)
そして美也子と私が縫う!バランスの取れた連携プレイだ。
ところがだ。この4人やる時はやるのだが、やたらと休憩を取る。
亮太はすぐタバコを吸いに行ってしまうし、ダッチはすぐに「喉が乾いた」と言ってコーラを買いに行く(3本目)。美也子は腰が痛いと崩れ落ち、その隣で私は「お腹すいた」とパスタを食らいはじめる。
一通り休憩が終わった後は、バカな話をしながら一応作業再開。
「ティッティリィ~!ミヤコの器用さが1上がった。」
某ゲームをパクってスキル上げ合戦。しかしみんな微妙にしか知識が無く[器用さ]なんて項目があるかも定かではない。が、楽しい。
ちょっとミスしようモノなら
「ティッティリィ~!ユリの器用さが1下がった。」
ん?下がった時も音楽一緒??つーかゲームではスキルって下がんなくね?
ちっくしょう!再びスキルを上げようと頑張る。
淡々と暗い作業をしているので、こんなバカな会話でも盛り上がる。
「ティッティリィ~!リョウタの腕力が1上がった。」
もちろんだが、今回の作業に[腕力]は必要無い。
「でもやっぱ亮太は[腕力]高そーだよね。」「いや?俺意外と非力っすよ?」
ダッチが聞いた。「俺は?俺は?」「ん~…ダッチの[デブ]スキルが上がった?」「……。」
「あ、じゃあ[コデブ]スキルが上がった?」「…まだデブの方がいい。」
ヘコむダッチを見て楽しむ非道な3人。
くだらなすぎる会話にやたらテンションを上げ、作業がはかどらない。こんな調子でいつの間にやら夕暮れ…。
亮太「さ、呑み行きましょ。」
「ん、そだね。」「どっちみち今日中には終わんないしね。」当たり前の様に同意。
結局作業は終らず、ダッチは再びドデかいスクリーンをお持ちかえり。
次で完成すると良いな(>_<)
写真…広げたスクリーンに寝っころがるダッチ。
デカイな、おいっ!無理だろ、コレ。4人じゃ、無理だろ?
投稿者 frais-rouge : 2005年07月20日 03:26
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