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2005年07月27日
少人数で盛り上がる呑み会のススメ
[へのも]で呑みました。稽古場日記と銘打ちながら、相変わらず呑み屋の話をする。
メンバーは、暁・兄さん・ダッチ・オカン・美也子・私。[へのも]の店員さんの素敵な人柄と旨い料理、そして種類豊富なお酒に囲まれて私達は今日も満足気に酒のくらう。
何故だか私達は少人数だと芝居の話をあまりしない。
今日の話題はもっぱら高校時代。「一年生の時はさぁ、携帯とか持ってなくてみんなベルだったよね。」今日では全く見る影もない[ポケットベル]の話題だ。
「休み時間になると、公衆電話の前に行列出来なかった?」「出来た出来た~(^^)学校の電話ダケじゃ間に合わなくて、外出て怒られたよね~。」
6人中4人が同じ歳なモノだから、盛り上がる盛り上がる。そんな中、話題に入れない男が1人。兄さんだ。
兄さん「俺、ベル持った時は大学生だった…。」
(しまった…)その場にいる全員が思った。話題は基本的に[高校時代]。兄さんが高校生だった頃、残念ながら(?)私達は中学生だった。
私達よりちょっと年上のオカンがフォローを入れた。「あ~でも私も一年とかじゃ持ってなかったよ?」しかし、そんな彼女も高校生中にベルを所持していた。
兄さん「まぁな、俺ダケ…年上だもんな…。」
暗い、暗すぎる。50代辺りの男性が放つ最強の武器[哀愁]すら感じる。何だか見ていて切ない。
周りは必死に話題を変えようと試みた。
「今まで付き合った人の共通点とかある?」
「俺はみんなバラバラだなぁ、ほんとびっくりする位共通点ないわぁ。」「私は全員、末っ子。」「4人付き合って血液型全員違った。まぁこれ共通点じゃないんだけど(^_^;」
『さぁ!ついてこいっ!』と言わんばかりに、みんなが哀愁兄さんを見た。
兄さん「俺も…血液型、一人除いて全員A型。」文頭の[俺も]の使い形が若干間違ってはいるが、久しぶりに楽しそうに話し出す兄さんにホッとする一同。
そして、その言葉を期に天才兄さんの怒涛の巻き返しが始まった。いきなり普段のペースに戻る。
美也子が「私好きになった人、ほとんど背が低いんだよねー。」と言うと兄さん「え?美也子より(155cm)??」と聞く。…な訳ない。
オカンが「前の彼氏が剣殺陣の稽古を公園でしてて、警察に囲まれた。」と言えば「俺も…コンビニで間違えてサンデー持って来ちゃった。」と言う。だから[俺も]の使い方間違ってるって。
……ん?聞き逃す所だった。[持って来ちゃった]…え?万引き??
「いやさぁ、仕事先でジャンプ読んでて、稽古来る時に脇に抱えて持って来たのね。で読み終わったからコンビニで捨てたの。で、コンビニで(あ、サンデー出てる!)って思って一冊取って、脇に抱えて、で飲み物とおにぎり一個買って出て来たのよ。サンデー読みながら歩いててさ…あれ?俺サンデーのお金払ったっけ??って。」自覚の無い万引き、恐ろしや…。
「レシート見たらやっぱ買ってないんだよ。で、コンビニまで走って戻った。」
「…それいつ?」「ん~?昨日?」…やっぱりだ。
兄さんは昨日の稽古、ちょっとダケ遅刻をした。しかも何故だか、駅に戻る方向に全力で走る兄さんを目撃した劇団員がいた。
「え?それで遅刻したの??」「…うん。」
子供の様な失敗をおかし、稽古に遅刻する兄さん。でもキチンと払いに戻ったのね(^^)「偉い偉い。」…ん?普通か。
そんなこんなで結局昨日の呑みは、年長兄さんを中心に多いに盛り上がった。大人数のカラオケでは、全員に忘れられ置いて行かれた兄さんですが、少人数呑みでは限りない天才パワーを発揮します。
皆様も少人数呑みには兄さんを連れてゆく事をおススメしますm(_)m
めでたし
[写真]憩いの場[へのも]前より。
ずいぶんテンションの上がった一同。撮影→美也子
投稿者 frais-rouge : 01:16
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2005年07月20日
そうだ!スクリーンを直そう!!
今日は舞台で使うスクリーンの直し作業をしました。
[裁縫好きな手先の器用な人]を劇団舞台部にお願いした所、集まった人員、飯田武(ダッチ)・幸亮太・埜多美也子・私の4人。
ん?これだけ?しかも半分は男の子?
ダッチは劇団舞台部代表で、スクリーン管理もしていたので、ここにいるのは当然の結果だ。ただダッチには裁縫スキルなどみじんもない。
美也子は劇団の制作さん。まぁふれる~じゅは劇団員だったら、自分の仕事以外(役者でも倉庫建築したり)なんて日常茶飯事だ。
ダッチ「裁縫出来そうな人が、友里さんと美也子さんしか思いつかなくて…。」
確かにふれる~じゅの女性陣、例えばオカンなんて普段から「細かい作業?私が?無理無理(笑)」とサラッと自虐的な事を言う。
まぁ誰でも得手不得手がある。オカンは私より遥かに社交的で人付き合いが上手い。その手の仕事はオカンにお任せしてしまう。
私は劇団の暗い作業担当なので良しとしよう。
そして亮太だ。「亮太、裁縫なんて出来るの!?」意外すぎる。
「いや?全く。」…だよね?だろーね(-_-)亮太は今日、稽古場の鍵を開けに、ただその為だけにここへ来てくれた様だ。
しかし写真をご覧の通り、このサイズのスクリーン直しには人足が足りない。
「…手伝います。」
やっぱり亮太は優しい。「ただ…100%役立たずですよ?」「お、…おぅ。」
こうして素人2人を含んだ4人ぽっちで作業は始められた。不安だ。
ところが作業を始めてみると、意外な事にグングン進む。
ダッチが布の寸法を計る!亮太が縫うポイントをマーキングしてゆく!(どうやら2人が慣れているセット作りと、作業が似ていた様だ。すこぶる丁寧で早い!)
そして美也子と私が縫う!バランスの取れた連携プレイだ。
ところがだ。この4人やる時はやるのだが、やたらと休憩を取る。
亮太はすぐタバコを吸いに行ってしまうし、ダッチはすぐに「喉が乾いた」と言ってコーラを買いに行く(3本目)。美也子は腰が痛いと崩れ落ち、その隣で私は「お腹すいた」とパスタを食らいはじめる。
一通り休憩が終わった後は、バカな話をしながら一応作業再開。
「ティッティリィ~!ミヤコの器用さが1上がった。」
某ゲームをパクってスキル上げ合戦。しかしみんな微妙にしか知識が無く[器用さ]なんて項目があるかも定かではない。が、楽しい。
ちょっとミスしようモノなら
「ティッティリィ~!ユリの器用さが1下がった。」
ん?下がった時も音楽一緒??つーかゲームではスキルって下がんなくね?
ちっくしょう!再びスキルを上げようと頑張る。
淡々と暗い作業をしているので、こんなバカな会話でも盛り上がる。
「ティッティリィ~!リョウタの腕力が1上がった。」
もちろんだが、今回の作業に[腕力]は必要無い。
「でもやっぱ亮太は[腕力]高そーだよね。」「いや?俺意外と非力っすよ?」
ダッチが聞いた。「俺は?俺は?」「ん~…ダッチの[デブ]スキルが上がった?」「……。」
「あ、じゃあ[コデブ]スキルが上がった?」「…まだデブの方がいい。」
ヘコむダッチを見て楽しむ非道な3人。
くだらなすぎる会話にやたらテンションを上げ、作業がはかどらない。こんな調子でいつの間にやら夕暮れ…。
亮太「さ、呑み行きましょ。」
「ん、そだね。」「どっちみち今日中には終わんないしね。」当たり前の様に同意。
結局作業は終らず、ダッチは再びドデかいスクリーンをお持ちかえり。
次で完成すると良いな(>_<)
写真…広げたスクリーンに寝っころがるダッチ。
デカイな、おいっ!無理だろ、コレ。4人じゃ、無理だろ?
投稿者 frais-rouge : 03:26
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2005年07月15日
(^^)顔合わせ(^^)
始まりましたよー9月公演の稽古(^^)昨日はその顔合わせでした♪
顔合わせと言うのは名前の通り、公演を創る全員が顔を合わせて「このメンバーで次の公演をうちます。よろしくお願いしまーす。」って会です。
今回は、前回とは逆に劇団員が中心の公演です。だから顔合わせと言っても、ほとんどがしょっちゅう顔を合わせている。
なので新鮮さや緊張感に多少欠ける顔合わせとなりました。
まぁ一応、言うわな。「…よろしくお願いしまーす。」やはし微妙なテンション。
チラシ用の写真撮影をして、各々企画書に目を通します。
そしてちょっとしたエチュード。30分位。
「はい、こんな感じで、よろしくお願いしまーす…じゃあ解散。」
ん?もぉ終わり?稽古時間まだ2時間位あるよ?
自己紹介とか(もちろんほぼ全員知ったメンツ)意気込みとか(もはや別に聞きたくない)……うん、ないな。
確かに芝居なんてのは、お客様が楽しんでくれてナンボなモノで、役者達はその為に日々努力すりゃあ良いのよ。ね。
つー事で顔合わせは、大した盛り上がりも見せず正味1時間半で幕を閉じました。
まぁ次は呑み屋ですわ。そりゃあ行きますわな。
そしてここで制作さんの携帯に1通のメールが…航介だ。
「今日、どこ?」
航介はスケジュールの都合上、来れるかどうか微妙だった。何とか都合がついて、稽古終わりがけに間に合う寸法だった様だ。
「すみません、本日の顔合わせは終了致しました。今は居酒屋でみんな呑んでいます。」謝りメールを返す制作さん。
5分後。
「お~疲れ~~!!」…航介、到着。
着いちゃったよ、航介。顔合わせ来てないのに、呑みにだけ来ちゃったよ(>_<)
「お~疲れで~~す!!」そして気にしない周り。
…ん~?(-_-)もはやコレ顔合わせいらなくね?呑み屋集合でよくね?
「それは駄目です。」はい、あっさり制作さんからNG。
そんなこんなで、9月ふれる~じゅ公演の稽古は始まりました。何とも微妙な始まり方。こんなで大丈夫かしら…。
いや、いざ芝居創りになったら、みんなしっかりするよな。
……よな?
と、言った感じで、これからも稽古場日記にて近況を報告させて頂きます(^^)よろしくお願いいたします☆☆☆
※今回は都合により、写真が撮れませんでした(まぁ予想以上に稽古が早く終わって撮り損ねたダケm(_)m)。
全然関係ない過去の写真(たまたま私の携帯に入ってた)を記載する無礼をお許し下さいm(_)m
写真説明…3年前[FOREST]より。バカ医者コースケと、エセ女子高生ユリ。
投稿者 frais-rouge : 10:25
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2005年07月10日
ビバ☆コースケ
航介の芝居を観て来た。今、観て来た。
何だろ…もぉすごいテンション。男の人も女の人もみんなパワフルで、息つく間もない感じ。
劇団員の芝居って外から観る機会が少ないから、何だか面白い。やっぱりみんな、自分とこじゃやらない雰囲気の芝居選ぶし。
航介はこの客演があるにも関わらず、本番前に時間をぬって私達の稽古を見に来てくれていた。そして打ち上げには朝までいた(笑)本番1週間前なのに。
パワフルな航介の客演は、残念ながら今日の夕方の1ステージで終わってしまう。だけど航介はこれからも様々な所に顔を出しては暴れまくると思いますよ(^^)
これからも劇団員の外部活動等、[What'sNew]にてどしどしアップしていく予定です♪皆様、お時間ございましたら是非劇場に足をお運び下さい☆☆☆
ふれる~じゅでは観ない、新たな一面をご覧頂けるカモしれません(^-^)/
…えと、航介の今回の役は、…なんつーんだろ、いきがったスポンサーみたいな?負け犬の遠吠えみたいな?面白い役所でした(>_<)
写真を撮る為に暑い中、衣装をつけて出て来てくれた航介。ありがとう!あと1ステ頑張ってね!!
投稿者 frais-rouge : 15:53
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2005年07月07日
終わっちゃった。
あいやー終わっちゃったよ「硝子の標的」。
いつもは1週間位公演してるので、今回は早い早い。小屋入ったと思ったら、もぉ終わってました(>_<)
今回は本当に色々な出会いをしました。
初体験の殺陣では、稽古しょっぱなから顔に大きなアザを作りました。だって避け方すら知らないド素人ですよ?私。
「相手を見ろ!」って言われても、見る余裕なんて無いのだもの…手を覚える事に必死で(涙)本番でようやく、相手を見ながらの立ち回りが形になってきました。
指導して頂いた深作覚さんに「基礎を身につけて続けると良い。」とお言葉を頂き、イイ機会だし本格的に習いにゆこーかと考える今日この頃です。
発砲銃にしても前回は、あの音が恐くてソデで耳ふさいでた位の臆病者ですよ?私。
それが、舞台上で何発も撃ったり撃たれたり…いや~我慢強くなったもんです(^_^;
そんな中一番の出会いは、たくさんのスタッフさんや役者さん。
今回は初めましての方が大勢いて超新鮮☆新鮮役者陣との絡みはものスゴく楽しかった。
見た目カッコイイのに喋るとめんどくさい英さんや、年齢のわりにやたらと大人な真奈美ちゃん。本番直前に無理を言って引き受けて下さった音響、神谷さん(気さくで渋い)。一度帰ったのに、呑んでるみんなに呼ばれて家から戻ってきた金さん。
竜馬や川ちゃんは弟みたいで、佳子ちゃんや衣久美ちゃんは妹みたいで、何だか随分ファミリーが増えた気分(^^)年上なのに全然私より若い見た目のタニに、これまた年上なのにずーっと敬語で接してくれた松川さん。
及ちゃんは酔っ払った航介レベルのテンションの高さで、本番前みんなに「ウザイ」と言われてた。
殺陣の後ソデでスタンバる私を、ドメは毎回団扇であおいでくれた。
殺陣で怪我する度に、羽村兄さんは駆け付けて処置を施してくれた(そして言いつけを守らずスグ立ち上がろうとする私は、いつもこっぴどく怒られた)。
みんな今回出会った方です。本当に本当に素晴らしい出会いばかりだった。
私は基本的に人見知り派なもので、始めはぶっちゃけ不安でした。何人もの初対面に心を開ける訳がない、地味に心の中で確信していた(苦)。
それがどぉでしょう?この役者陣。無愛想な私の中に何の躊躇いもなく、ズカズカと入り込んでくるじゃない(言い方は悪いケドめちゃめちゃ誉めてます、私なりに)。本当にありがとうと言いたいのです。
舞台って世界は、狭い様で意外と広いモノで、全く同じメンバーでまた舞台を創れるなんて事はほとんどありません。
同じセリフを吐く事も、同じ顔ぶれでやる事も、きっともぉ無いから。…まぁみんな呑み会とかで、これからもイヤって程会うんだろーけど(笑)
ひとまずコレにて「硝子の標的」終了でございますm(_)m
劇場に足をお運び頂きましたお客様、本当にありがとうございました☆☆☆
さてと、私は9月公演の準備に取り掛かりますかね。
また劇場でお会い出来る事を楽しみにしております。
これからもふれる~じゅをよろしくお願いいたします。
澤田友里
投稿者 frais-rouge : 19:35
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2005年07月02日
めんどくさい大人達。
今回の稽古場には30代が4人います。
「めんどくさい30代」稽古場では30オーバーと呼ばれる。
今日は彼らがどれだけめんどくさいかを紹介します。
[多舞タカシ][石井英登]
めんどくさい30オーバーの2トップ。
☆多舞タカシの場合☆
多舞さんは普段はあまりめんどくさいない。まぁ難聴なくらい。
「グラサンの位置が上だね。」と言われて、
多舞「ん?おばさん連中腕立て?」
…何で?何でおばちゃん腕立てしちゃってんの?意味がわからない。ありえない聞き間違いだ。
これは日常茶飯事。
ただ多舞さんが一番めんどくさいのは、呑んだ時。ある一定の時間を超えると確実に記憶がなくなる。
一生懸命話した芝居の話も、みんなのツマミの鰯を一人で丸かじりした事も、酔っ払って隣のお客さんにチラシを渡した事も全て忘れる。
しかも普段は死ぬ程人見知りだから、余計めんどくさい。
出会った当初、呑みで仲良くなれたと思って浮かれて次の稽古に行ったら、本人は何も覚えてなかったなんて事が何度もあった。
竜馬が聞いた。「今までのどれくらいの記憶がなくなってますか?」
多舞「ん?半分くらい?」
多舞タカシ31歳。記憶年齢は15歳だった。
☆石井英登の場合☆
都内某日某所。
稽古場の何人かでカレー屋さんに向かう。
各々注文の品が届き、黙々と食す。
静まりかえった店内。
お客は私達の他に2、3人マバラに座っている。
英登「すみませ~ん、らっきょう下さ~い。」
英さんの声が響く。
周り「……。」黙々と食す。
店員さん「はい、只今!」
5分経過。
黙々と食す一同。
らっきょうはまだ到着しない。
英登「…すみませ~ん、いでらっきょう下さ~い!」
…おい!今言ったろ
。「いでらっきょう」と。
今時、小学生でも使わないダジャレを、店内全域に響きわたる堂々たる大きな声で。
ソコにいた一同が声を揃えて言った。
「英さんウザいっっ!!」
10も年下の人間に[ウザい]と言われる石井英登、34歳。
英登「え?ウザい?俺ウザい??」
しかも全員がツッコんでくれてちょっと嬉しそう(>_<)恐るべし石井英登。
2トップは仲良くめんどくさい。
トイレに行った英さんがパンツ一丁で戻って来たかと思うと、多舞さんが自分の服の上から英さんのズボンを履いている。しかも周りには他に何十人もお客さんがいる居酒屋で。
「あ~あ、もぉめんどくさいなぁ!!」
[緑野大地]
今回の芝居では、映像でのセリフを舞台上でも効果として用いる。
映像に出演して頂く役者さん達は、稽古には参加していない。
その声を稽古中は他の役者さんに代役してもらう。
いつも大地さんにお願いする代役のセリフ。
「まりえ!来るんじゃない!!」
シリアスなシーンで響きわたる重要なセリフだ。
本日もそのシーンがやってきた。
大地「まりえ!まりえぇ!来るんじゃない!来るんじゃないぃぃ!!」
…え?何で?何で自分でエコーきかせちゃったの?
しかも1人で読んでるから、微妙に2回目小さい声出してるダケ…(苦)地味だ。
大地さんを見ると
(ニヤリッ)…ニヤリッじゃねぇよ!
そんな効果いらないってわかっててやってるっしょ?!
「あ~あ、もぉほんとめんどくさいなぁ!!」
[羽村 英]
羽村さんはガタイのいい恐モテの見た目を持つ、めちゃめちゃ素敵な兄さん。
遠い稽古場の時、役者の何人かを羽村さんは毎日車で送り迎えしてくれていた。
車に乗り込む、カーナビ入力。
《目的地が入力されたよ☆出発進行っ!!》
…何だ?やたらテンション低めの女の子の声が聞こえてきた。
羽村「すげぇっしょ?!関西弁とかもあるんだぜ?」
「…この娘好きなんですか?」
羽村「いや?全然?」……あぁ(-_-)。
《この先大体300m先、左だよ☆》
言わされてる感たっぷりのアイドルは、テンションを上げようと頑張る。
羽村「大体って何だよ!コノヤロー!!」
突然だった。……え?今キレた?ナビに??しかも今さっき「すげぇだろ!」って言ってたじゃん。
あ~~…。
同乗していた竜馬が言った。「でも《この先300m先左、かも》って言われるよりは、イイですよね?」
…竜馬、それもはやナビって言わないから。
羽村「あぁそだなぁ(^^)」
え?納得しちゃったよ、あっさりだよ(>_<)
公演間近になるとジブリ作品を観て癒される羽村さん。あまりにも見た目に似合わない…、が本当の話らしい。
羽村「今日は朝からラピュタ観て来たよ~。」
朝から??今、本番中ですよね…?ラピュタを観る為に、睡眠時間さえも削る兄さん。
羽村「あ、友里ちゃん、コレ稽古場日記に書いてもイイよ?」
ん?今、自分がジブリ好きの優しい兄さんな事をアピールしたろ?
しかも「書いてもイイよ?」て。
「あ~あ、もぉちくしょう!めんどくさいなぁ!!」
写真上段右から、英さん、多舞さん、羽村さん、下段大地さん。
なぜだか各々自分の年齢を指で示してる。
多舞さん31歳、羽村さん32歳、大地さん30歳、英さん……ん?43歳??右手と左手を間違える英さん34歳(天然)
英「間違えた!友里ちゃん、この写真は使わないでね?!」
……使います。
投稿者 frais-rouge : 09:54
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