メイン
| 2005年07月 »
2005年06月29日
ほんとはみんなめちゃめちゃイイ人♪
今回の悪役3人衆です。他にも悪役は出てきますが、今日はこの3人を取り上げてみます。
[尾本 貴史]
ふれる~じゅには、3回出演の常連さん。
独特の空気感を持つ、魅力的な役者さんです。
オモちゃんは喋らないとカッコイイ男。
いや、声とかも凄くカッコイイんだけど、その見た目に似合わずやたらと腰が低い。
口調や言葉ダケでなくて、立ち方が文字通り「腰が低い」もぉやたらとだ。
オモちゃんは喋らないとカッコイイ。
オモちゃんは動かないとカッコイイ男。
いや、芝居中の動きとかはカッコイイんだけど、休息中ちょっと目を離すと必ずと言ってイイ程お菓子を喰らってる。
プリングルスやポテトチップスを一袋あっという間に空けてしまう。
役者は劇場入りすると、時間がなかったり緊張してたりで、ご飯をあまり食べれなくて痩せる人が多い。
なのにオモちゃんは、本番中ムクムクと太ってゆく。
みんながもらった差し入れをモクモクと食べるから。
オモちゃんは動かないとカッコイイ。
[遠山 達也]
通称、金さん。
ベタじゃねぇ?センス無さすぎじゃねぇ?
ちなみにこのあだ名は、ウチの演出家がつけた。
稽古では「ココをこう直して下さい。」みたいな演出が入るのだけど、それを[ダメ出し]と言う。
「はい、ストップ。」
シーンの途中なんかで止められると、役者はドキッとする。前に言われたダメ出しと同じミスした時なんか、ダメ出しをされる前に謝ったりする。
金さんは今回、バスタオル一枚で登場するシーンがあって、しかもその格好で立ち回りをしたりする。
「はい、ストップ。」
シーンの途中で止められドキッとする金さん、緊張が走る。
演出助手は淡々とダメ出しをした。
「金さん今、ち〇こ見えました。」
……ん?〇んこ??
そりゃバスタオル一枚だけどさ、下にパンツはいてんじゃん?
そりゃ本番でパンツ見えちゃうなんてナシだけどさ、金さん芝居のミスかと思って今ドキッとしちゃったじゃん?
しかも[ちん〇]て。
稽古の終わりしな、演出はニヤリしながら言った。
「金さん、本番はもちろんパンツ履かないよね?」
次の日、稽古開始より随分早く来た金さんは、不慣れな手つきでチクチクとバスタオルを縫い合わせていた。
かわいいヤツめ。
[川田 祐輔]
今回が初舞台。普段は映像etcで活躍する役者さんです。
川ちゃんは、リズムや空気をつくるのがピカイチ。演出蒲生もオーディション時から誉めちぎっていた。
ただ、今回が初舞台。
映像に慣れている役者さんは、演じ方が全く違う舞台の芝居作りに戸惑う事がある。
川ちゃんも戸惑った1人だった。
「初めは稽古嫌だったんすよ。何をどうしたら良いのか全然わかんなくて。」
確かに稽古序盤の川ちゃんは、あからさまに戸惑っていた。
(そんなに声出さなきゃいけないの?本当にセリフ全部覚えなきゃ駄目なの?)
不安だらけなのが見ている方にも伝わる。
しかし今は…「今日のあのシーンどぉでしたか?」
毎日毎日、どの役者よりも自分の役作りの確認をする。
聞く相手は演出家にとどまらず、劇団員や常連客演さん、先輩役者さんなど、本当に色々な人に聞いている。
しかもその確認が日に日に、明らかに形になってゆく。
もともとセンス抜群の役者さんが舞台の芝居も覚えてしまった。ちょっと脅威だ。
「舞台も楽しいっすねぇ。」
楽しそうに話す川ちゃんの初舞台が、明日幕を開ける。
個性も経験も魅力も全く違う3人の悪役。
次回はこの3人のボスを紹介します♪
写真右から、金さん、川ちゃん、オモちゃん。
ねぇ、何でみんなこっち見てくれないの??
投稿者 frais-rouge : 23:34
| カテゴリー : 硝子の標的
| コメント (0)
| トラックバック (0)
2005年06月27日
似てない??
今日はドメと竜馬のお話をします。
この2人と出会った時、私はどっちがどっちかさっぱりだった。
名前をまだ知らない時なんて[赤ジャージの方]とか、着ているモノで判断してた(失礼極まりない)。
顔って言うよりは、立ち振る舞いとか、雰囲気が似てんだ。
今となっては全く違うんだけど。てか、正反対なんだけど。
そんな2人の役者さんを紹介致しますm(_)m
[豊留 学]
大人だ。やたら大人だ。
冷静沈着、常識的で博学。それを鼻にかけないフランクな兄さん。基本的にはマイペース(笑)
ドメは今回、2役です。●★プロとも、違うメインの役所。
セリフも出番も多くて、キャラも全然違う2役。相当大変な作業です。役者の腕の魅せどころ。
……何でだよ!何でそんなにサラッと出来ちゃうんだよ!!ちっくしょう。
そぉ、ドメはびっくりする程、器用で芝居が上手い。
自分のペースで黙々と仕事をこなす職人さんみたいだ。
「ドメー、このシーンこぉいう風にやりたいんだけどね?」
どんな要望(ほとんど私の我がままm(>_<)m)にもキッチリ答えてくれる。
本当に信頼をおける役者さんだ。
[鈴木 竜馬]
子供だ。やたら子供だ。
…と言っても、ダダをこねるだとか我がままを言うだとか、そぉいう[子供]じゃない。
本当に素直で優しくてかわいいんだ。
無敵の末っ子キャラで、誰からも愛される。その上、ものスゴイ気も使えるもんだから、そりゃあ可愛がられる訳だ。
その性格は演技にももちろん現れていて、竜馬のはくセリフは、とても一生懸命であったかい。
今回竜馬は、警察内の一番下っぱ役。上司に怒鳴られ、先輩にイジられ、それでも一生懸命頑張る刑事さん。
舞台上でも、その愛すべきキャラクターを全面に魅せてくれるだろう。
みんなに怒られたり、イジラレたりしながら…(^^)。
ドメと竜馬が兄弟役とか、おもしろいなぁって思う。似てるのに似てない2人。
まぁこの2人は今回、舞台上で一切絡みませんけどね?(>_<)
2人の絡みは次回のお楽しみって事で。
まぁまぁ、今回も存分に楽しませてくれますから(^^)
写真、右ドメ、左竜馬。
2人の似てる顔を載せたかったのに、あまりにも楽しそうに笑ってたのでこちらの写真を使わせて頂きましたm(_)m
投稿者 frais-rouge : 00:09
| カテゴリー : 硝子の標的
| コメント (1)
| トラックバック (0)
2005年06月26日
☆個性豊かな3女優☆
相も変わらずふれる~じゅは、女役が少ないです。
いつも全体の2~3割って所なのだけど、今回も例外なく、女優さんの数は私を合わせて4人。その内2人はダブルキャストなので、本役として舞台上に上がるのは3人しかおりませぬ。
今日は、そんな男だらけの(?)芝居に潔く参加してくれた3人の女優さんを紹介しましょう。
[鈴木衣久美]
小さな身体にパワフルな強さを持つ女優さん。
衣装合わせの時。用意した服を見た演出に「赤かぁ、ピンクとかないかな?」と言われ、
「ピンク似合わないケドいいですか?」
とあっけらかんと言い放った男前な性格だ。
次の稽古、衣久美ちゃんがピンクの服を持ってきた。
似合わない。本当だった(+_+)
「ね?」
ね?て。
「赤は似合うんですよ。」これまたあっけらかんと、男前だ。
でも本当に赤は似合う。
予想以上のピンク似合わなさに、演出も「赤でいこう…。」と言わざろうえなかった。
「ね?」
だから、ね?て。
[岡村佳子]
男前の衣久美ちゃんとは正反対に、女らしい女の子だ。
周りに気をくばれて、本当によく気がきく。
私が薬をお茶で飲もうとしてたら
「友里さん駄目です!薬はお水で!200mlは飲んで下さい!!」
オカンか、お前は(笑)
佳子ちゃんの台本は真っ黒。
ダメ出しも役作りもすべて書き込んで、端から見るともぉ何が何だかわからない。
それでもまだまだ、真剣に台本を見ていたかと思うと、何かを閃いて書き込んでいる。
真面目な姿勢で芝居に取り組む、まっすぐな女優さんだ。
[石川真奈美]
今回の最年少。先日20歳になったばかり。
若いのにとてもしっかりしている。
真奈美ちゃんを昔から知っている羽村さん(今回の客演さん)は言う。
「俺が出会った頃はひどかったんだから。日本語全然使えねぇの。
お前そこ、どぉ思って演技してる?って聞いても、『ココはぁ、グワって感じでぇ~』
…グワって何だよ。『グワっですよグワっ』
擬音じゃ伝わんねぇよ!!」
「え?そんなじゃなかったですよ(>_<)」
今の真奈美ちゃんは、羽村さんの教育あってか(?)20歳とは思えない程しっかりした立ち振る舞いの、礼儀正しい女優さんだ。
個性豊かな3人の女優さん。
男だらけの舞台上で、自由奔放暴れまくります☆☆☆お楽しみに!
写真、右から真奈美ちゃん、衣久美ちゃん、佳子ちゃん。
稽古行く途中のバスの中より。
投稿者 frais-rouge : 09:26
| カテゴリー : 硝子の標的
| コメント (1)
| トラックバック (0)
2005年06月19日
『硝子の標的』本番迫る!!
どぉもご無沙汰です澤田友里です。いやぁぁご無沙汰です…m(_)m
突然ですが、何だか今回はこちらにて「書き込み稽古場日記(仮)」を始めさせて頂く事になった様です。
ブログ?とか言うの?流行ってるらしいじゃん?書き込み日記みたいなもん?
ぶっちゃけ私、全然理解出来てないのですわ(>_<)
まぁ?ワタクシふれる~じゅのアナログ代表ですから?(苦)
あ、でも「VANISHギャラリー」と「稽古場じゃない日記」は引き続き制作中ですので、NEXT STAGEにて更新されると思われます(^^)
…とゆー事で、稽古真っ只中でござります『硝子の標的』
つーかもぉツメ?あと1週間しかないのだから(>_<)
今回は原作がありまして、いつものふれる~じゅとは一味も二味も違う作品になり気です。
何だかハードボイルドな感じ。…ん?シリアス?違う?サスペンス?
……まぁ大体そんな感じ。
と言った所で、烈火の如く強引な展開で、役者さん達のご紹介に移ります。
今回はね、劇団員が4人しか出ないの。殺陣コロスで何人か、お手伝い出演はするんですケド。本キャストは4人です。
[幸 亮太]
ご存知ふれる~じゅ1のフケ役者。
演出に「今回は若い役やりたいです。」と言った次の週に、まんまとフケ役を渡された。
演出「大人の役出来る役者がなかなかいないんだよ~。幸なら安心して任せられるじゃん?」
いつもなんとなく旨い具合にゴマかされて、フケ役歴は早3年。
幸 亮太 25歳。
若いウチに若い役をやれる日は来るのか?
亮太の苦難はまだまだ続く。と思う。
とりあえず今回も推定40弱。
[志村昌彦][佐々木秀人]
この2人は今回ダブルキャストです。
と言うより一人二役?●★どちらの回も2人とも出演しますが、回によって違う役です。
秀人とシムが稽古中一緒にいると、必ずと言っていい程噛み合わない言い合いをしている。
「いやぁアレは中の中だよねー。」
「ん?中の中は、…中なんじゃねぇ?」
「あっ!じゃあ、中の大の小なんだ。」
ん?今、何を閃いた?何で「じゃあ中の大の小」なんだ?訳がわからない。
プライベートではとても仲が良いらしいケド、周りは誰も信じない。
「違うんだって、本当に仲良いんだって!」
秀人はしょっちゅうシムの家に泊まりに行っているらしいケド、嘘とのウワサ。
「違っ!だから嘘じゃないんだって!!」
二人が必死に否定するから、余計嘘くさい(-_-)
そんな二人の噛み合わない会話は続く。
「いやだから、やっぱ中なんじゃねぇ?」
「あっ四捨五入ってコトね。」
「四と五はドコにあるんだよ。」
「いや俺、そぉゆーんじゃないし。」
何が?何がそぉゆーんじゃないの??
んで何の話でそんなにこだわってるの?
「…あれ?何の話だったっけ?」
……もぉいいや。
そんなこんなで、この3人に私を合わせた4人の劇団員が出演します。よろしくお願いしまするm(_)m
それにしてもアナタ達…もぉちょっとまともに写れなかったの?役者なのに(>_<)
(写真、右から秀人、亮太、シム)
投稿者 frais-rouge : 18:00
| カテゴリー : 硝子の標的
| コメント (0)
| トラックバック (0)